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Twitter、世界のニュースをDMする新アカウント「Event Parrot」を開設
Event Parrotは、フォローすると世界のニュースをDMしてくれる実験的アカウント。株式公開を目前にひかえたTwitterは、ユーザー定着化のためのサービスを次々と打ち出している。
米Twitterは10月10日(現地時間)、フォローすると世界の注目ニュースをダイレクトメッセージ(DM)で届けるアカウント「Event Parrot」を公開した。正式な発表はないが、認証済みアカウントになっており、プロフィールには「これはTwitterの実験的なアカウントです。フォローすれば、世界中の最新の出来事をダイレクトメッセージとして受け取れます」と書かれている。
ツイートは、まだ1回しか投稿していない。DMにリプライすることでフィードバックしてほしいというものだ。
米TechCrunchや米Vergeによると、米CNNや英BBCの速報用アカウントのツイートのリンクがDMとして届いたという。
「Parrot(オウム)」という名前が示すように、文面はオリジナルと同じで、各メディアへのリンクが付いている。
Twitterは4月に似たようなアカウント「@MagicRecs」を開設している。こちらは、フォローすると重要な(とTwitterが判断した)情報をDMで通知するというものだ。同社は最近、このアカウントのアルゴリズムを応用したパーソナライズしたお勧め情報をプッシュ通知として届けるサービスを始めており、Event Parrotのツイートも同じプロセスをたどるのかもしれない。
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