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Google傘下のDoubleClick、Facebook Exchange参加を発表
DoubleClickのユーザーは、Bid Manager経由でFacebookの広告枠を購入できるようになる。
米Google傘下のオンライン広告企業DoubleClickは10月18日(現地時間)、米Facebookのターゲティング広告サービス「Facebook Exchange(FBX)」に参加すると発表した。
DoubleClickユーザーは、向こう数カ月中に「DoubleClick Bid Manager」経由でFacebook Exchangeの広告枠を購入できるようになる。
FBXは、昨年9月に一般公開されたリアルタイム入札方式の広告サービス。FacebookユーザーがFacebook外のWebサイトを訪問した際にcookieを設定し、そのユーザーのネットでの行動履歴に基づく広告をFacebook上(Webブラウザで表示するニュースフィードの右枠)に表示するというもの。米Optimalや英Rocket Fuel、日本ではプラットフォーム・ワンなどがFBXをサポートしている。
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