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「iTunes 11.1.2」公開、Windows版の脆弱性を修正
Mac版は「OS X Mavericks」に対応。Windows版では多数の深刻な脆弱性が修正された。
米AppleはiTunesの最新版となる「iTunes 11.1.2」をリリースした。Mac版は最新OSの「OS X Mavericks」に対応。Windows版では多数の深刻な脆弱性が修正された。
10月23日付のAppleのセキュリティ情報によると、Windows版のiTunes 11.1.2で修正された脆弱性のうち、WebKitに存在する多数のメモリ破損の脆弱性は、悪用された場合、iTunes経由でiTunes Storeを閲覧中に中間者攻撃を仕掛けられ、任意のコードを実行される恐れがある。
また、不正な動画ファイルを使って任意のコードを実行される恐れのある脆弱性に対処したほか、同梱のライブラリ「libxml」はバージョン2.9.0に、「libxslt」はバージョン1.1.28にそれぞれ更新された。
iTunes 11.1.2はOS X 10.6.8以降と、Windows 7/Vista/XP SP2以降に対応する。
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