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Twitter上場、初値は公開価格を73%上回る45.10ドル
Twitterが無事ニューヨーク証券取引所に上場した。初値は公開価格を大幅に上回ったが、終値は初値を下回った。
米Twitterは11月7日(現地時間)、ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場した。ティッカーシンボルは「TWTR」。初値は45.10ドルで、公開価格の26ドルを73.5%上回った。終値は初値を下回る44.9ドルだった。
7日のNYSEのオープニングベルはTwitterが鳴らしたが、壇上に並んだのはディック・コストロCEOや共同創業者ではなく、Twitterで大きく社会に貢献したユーザーたち(スター・トレックのジャン=リュック・ピカード役で知られる俳優のサー・パトリック・スチュアート、虐待される児童のための義援金キャンペーンをツイートで行った9歳のビビアン・ハールさんなど)だった。
コストロCEOや共同創業者のジャック・ドーシー氏、エバン・ウィリアムズ氏もNYSEに姿を見せた。
米Facebookの昨年のNASDAQ市場での上場の際は、注文が殺到してトラブルが発生したが、NYSEでは問題なく取引が開始した。
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近く株式公開するTwitterの立ち上げから今日までを紹介する書籍「Hatching Twitter」が11月5日に発売される。2006年にさかのぼり、今日までの共同創業者同士の確執や社会に与えた影響などがつづられている。
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