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Amazon.com、米郵政公社との提携で日曜配送サービス開始
ホリデーシーズンを前に、Amazonがニューヨークとロサンゼルスの都市圏で日曜配送サービスを開始する。日本では当たり前の日曜配送だが、米国ではまだめずらしい。
米Amazon.comは11月11日(現地時間)、米郵政公社との提携により、ニューヨークとロサンゼルスの都市圏での日曜配送サービスを開始すると発表した。来年にはサービス提供範囲を拡大する計画という。
日本のAmazon.co.jpでは既に日曜配送が行われているが、米国では金曜、土曜、日曜に発注した商品の発送は翌月曜(ヘルプページより)。また、物流大手のUnited Parcel Service(UPS)およびFedExは基本的に日曜配送を行っていない。
AmazonのプレスリリースではAmazonプライムユーザーのみが同サービスの対象のように説明されているが、The VergeがAmazonに確認したところによると、対象地域に住むすべてのユーザーが日曜配送サービスを受けられる。
同社は配送システム強化のために第3四半期(7〜9月)には物流設備に20億3400万ドル投資した。米国で配送センター拡充のために5000人を雇用し、昨年買収した米Kiva Systemsの物流センター向け運搬ロボットの導入を進めている。
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