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Microsoftでまた人事異動 Bing責任者が技術研究担当上級副社長に

Microsoftが、昨日のInternet Explorer責任者の交代に続けて、今度は研究開発部門責任者の交代を発表した。Bingの責任者が一時的に不在になるが、「心配は無用」とバルマーCEO。

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 米Microsoftは11月13日(現地時間)、Advanced Strategy and Research担当上級副社長のエリック・ラダー氏が、新設するAdvanced Strategy部門の上級副社長に就任すると発表した。研究開発関連の仕事は、Technology and Research担当上級副社長に就任するハリー・シャム氏が引き継ぐ。

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エリック・ラダー氏(左)、ハリー・シャム氏(右)

 ラダー氏は同社の7月の大規模組織改編でCTO(最高技術責任者)からAdvanced Strategy and Research担当上級副社長に就任した。新役職では技術政策に専念する。

 シャム氏は同社の研究開発部門Microsoft Researchの中国研究所のリーダーを務めた後、Bingの責任者となっていた。シャム氏の後任が決まるまで、BingチームはApplications and Services Engineering部門の上級副社長、チー・リュー氏が直接統括する。

 この人事を発表する社員宛の書簡でスティーブ・バルマーCEOは、Bingは今後もMicrosoftの「デバイス&サービス」戦略の重要な要素であり続けるからチームメンバーは動揺しないように、と語った。

 同氏は1年以内にCEOの座を退くと発表しており、Microsoftの取締役会は後継者を探している。米Bloombergは8日、有力候補の1人であるスティーブン・エロップ氏がCEOになった場合、Microsoft OfficeにフォーカスしてBingやXboxを切り捨てる可能性があると報じた。エロップ氏はMicrosoftによるフィンランドNokiaのハードウェア部門買収が完了すれば、Microsoftの「Devices」チームのトップに就任する見込み。

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