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日本HP、SDN制御のためのソフトウェア群をリリース

仮想ネットワークを制御するための「VAN SDN Controller」や、ネットワーク統合管理ツールでのSDN対応化のためのプラグインなどを新たに提供する。

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 日本ヒューレット・パッカードは12月17日、SDN(Software Defined Network)向けのネットワーク制御ソフ

トウェア「HP Virtual Application Network SDN Controller(VAN SDN Controller)」と、ネットワーク統合管理ソフトウェア「HP Intelligent Management Center」のプラグイン「HP IMC VAN SDN Manager」「HP IMC VAN Fabric Manager」、仮想環境向けソフトウェアルータ「HP Virtual Services Router」を発表した。

 VAN SDN Controllerは、テンプレートを活用してネットワークの設定や変更の操作を容易にするHP VANがSDNに対応したもの。制御ソフトウェアとしてRESTとJava APIを提供しており、アプリケーション層からの指示に応じて、インフラストラクチャ層に対するOpenFlow1.0/1.3を用いた制御を可能にするという。

 また、同社はSDN対応のアプリケーション開発者向けのコミュニティー「HP SDN Dev Center(仮称)」も開設する。無償のSDKや関連技術文書を公開するほか、2014年中には「HP SDN App Store(同)」も開設する予定だ。

 HP IMC VAN SDN ManagerとHP IMC VAN Fabric Managerは、SDN対応機能を拡張するためのプラグインとなる。IMC VAN SDN Managerは既設およびSDNによるネットワークの統合管理を実現し、IMC VAN Fabric ManagerではTRILLやSPB、HP IRFなどのプロトコルで形成されたネットワークの可視化を図るという。

 HP Virtual Services Routerは、支社単位からデータセンターやクラウドまでの環境で、SDN上にルータ機能を実装できるソフトウェアとなっている。

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