米Yahoo!は1月7日(現地時間)、Webメールサービス「Yahoo! Mail」のセキュリティ強化のため、HTTPSによる接続をデフォルトにしたと発表した。
Web版でもモバイルアプリ版でも、IMAPやPOP経由であっても、メール、メールの添付ファイル、連絡先、カレンダー、メッセンジャーのデータのすべてが自動的に暗号化される。
米GoogleのGmail、米Facebookと米Twitterのサービス、米MicrosoftのOutlookなど、主要なサービスの多くが既にHTTPSをデフォルトで採用している。
同社は昨年11月、電子フロンティア財団(EFF)に対し、2014年中にHTTPSをサポートする計画であると説明していた。
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