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Facebook、独自のモバイル広告ネットワークのテストを開始
Facebookが、独自のモバイル広告ネットワークを通じてサードパーティーアプリ内にターゲティング広告を表示するテストを開始した。
米Facebookは1月22日(現地時間)、サードパーティー製モバイルアプリに広告を表示する小規模なテストをスタートしたと発表した。
このテストの目的は、Facebook内だけでなく外でも有効なFacebookのターゲティングによるリーチを広告主に示すこととしている。また、サードパーティーの開発者はより効果的なアプリの収益化手段を手にすることができる。
過去にも同様のテストを実施したことがあるが、そのテストでは外部の広告配信システムを使った。今回のテストは「Facebookが広告主とアプリ開発者と直接協力するモバイル広告ネットワークに近いもの」という。
テストへの参加は現在制限されているが、興味のある広告主および開発者はこちらのページから追加情報の通知を申し込める。
Facebookのモバイル広告へのシフトは順調に進んでおり、2013年第3四半期(7〜9月)の業績では、18億ドルの広告収入全体に占めるモバイル広告の割合が49%だった。
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