“アンチソーシャル”アプリ「Cloak」登場:ニアミス回避に便利
CloakのアカウントをSNSと連係しておくと、SNS上の知り合いの現在地がマップに表示され、会いたくない設定の知り合いが近づくと警告してくれる。
会いたくない知り合いが近くにいると警告してくれる“アンチソーシャル”なiPhoneアプリ「Cloak」が3月15日、App Storeに登場した。iOS 7以降に対応する。
SNSの位置情報機能を利用しており、ユーザーはSNS上の知り合いの現在位置をマップで確認でき、設定した相手(つまり会いたくない知り合い)が近づくと警告してもらうことも可能だ。
アプリをインストールして設定画面でSNSと連係させると、地図にSNSのでの知り合いの現在位置にプロフィール画像が表示される。
対応するSNSは今のところfoursquareとInstagramのみ。現在地は、foursquareの場合は最新チェックインに、Instagramの場合は最新投稿の位置情報に基づくものだ。ユーザー自身と相手がそれぞれサービスに位置情報を提供していることが前提になる。
今後対応サービスを拡大していく計画だが、そもそも位置情報をオフにしているユーザーが多いTwitterをサポートする予定はないという。
Cloakは、米バイラルメディアBuzzFeedの元クリエイティブディレクター、クリス・ベイカー氏とプログラマーのブライアン・ムーア氏が共同で開発した。ベイカー氏はCloakの他に、Facebookのニュースフィードに友達が自分の赤ちゃんの写真を投稿するとそれを猫などの“ましな”画像に置き換えてくれる「Unbaby.me」というWebブラウザのプラグインなど、ソーシャル関連のひねったツールを幾つか公開している。
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