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Mozillaの新CEOは共同創業者でJavaScriptの開発者、ブレンダン・アイク氏
ゲイリー・コバックス氏の退任後、空席だったMozillaのCEOに、JavaScriptの生みの親としても知られる共同創業者のブレンダン・アイク氏が就任した。
Mozillaは3月24日(現地時間)、共同創業者でCTO(最高技術責任者)のブレンダン・アイク氏を新CEOに指名したと発表した。アイク氏は同日、CEOに就任する。
アイク氏は米Netscapeの従業員時代にJavaScriptを開発したことでも知られるベテランエンジニア。1998年にミッチェル・ベイカー氏とともにMozilla.orgを立ち上げ、2005年にCTOに就任した。
前CEOのゲイリー・コバックス氏が昨年4月に退任した後、暫定的にCEOを務めてきたジェイ・サリバンCOO(最高執行責任者)は引き継ぎ後、Mozillaを去る。
サリバン氏のCOO職は、Mozilla Chinaのリー・ゴン氏が引き継ぐ。ゴン氏は米Sun Microsystems、米Microsoftを経て2007年にMozilla入りした。中国と台湾のMozillaを立ち上げ、双方のCEOを務めた。今後はマウンテンビューに移り、COOとしてFirefox OSやエンジニアリング、モバイル端末、アプリストアなどを統括する。
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