ニュース
Windows XPでホスティングのWebサイト、世界でまだ6000以上──Netcraft調べ
米国では1869件、日本では214件のWebサイトがまだWindows XPでホスティングされているという。
Webサイトのサーバの種類などについて毎月調査結果を発表している英Netcraftは4月8日(現地時間)、「April 2014 Web Server Survey」の結果、世界で6000以上のWebサイトがいまだにWindows XPでホスティングされていることが分かったと発表した。
米Microsoftは同日、Windows XPのサポートを終了しており、今後脆弱性が発見されても修正されない。
国別では米国が最も多く、1869件だった。その中にはユタ州のWebメールシステムなど、14の政府機関のWebサイトも含まれる。日本でも214のWebサイトがまだWindows XPで運営されているという。Netcraftは、こうしたWebサイトはハッカーの標的になりやすいと懸念している。
関連記事
- XP最後のアップデート公開、Microsoftの月例セキュリティ情報は4件
Windows XPとOffice 2003向けの更新プログラムの提供はこれが最後。使い続ければ重大な危険にさらされることになる。 - 企業でのWindows XP稼働率は17.1%、6月には6.6%に縮小へ
IDC Japanの発表によると、国内企業で稼働するWindows XPマシンは昨年12月時点で17.1%だった。6月には6.6%に縮小すると見ている。 - Windows XPユーザーが4月9日にやるべきこと
XPのサポート終了まであと1週間。移行が間に合わないユーザーは、この日に何をすべきか――。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.