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Facebook、メッセージング機能を公式アプリから削除へ 単体アプリが必要に
Facebookは近い将来、モバイル端末でのメッセージング機能をコアアプリから削除し、「Facebookメッセンジャー」でのみ可能にする計画だ。
米Facebookはモバイル公式アプリからメッセージング機能を削除し、メッセージングは単体アプリ「Facebookメッセンジャー」でのみ利用可能にする計画であると、The Vergeが4月9日(現地時間)に報じた。Facebookの広報担当者が正式に認めた。
現在欧州の一部のユーザーが公式アプリ(Facebookは「コアアプリ」と呼ぶ)でメッセージを送信しようとすると、2週間以内にコアアプリからのメッセージングはできなくなるという通知が表示され、Facebookメッセンジャーをダウンロードするよう促されるという。
この変更は、AndroidおよびiOS向け公式アプリで実施されるが、メモリの少ないAndroid端末、Windows Phone、タブレットには適用されない見込み。
変更後、Facebookアプリにメッセージボタンは残るが、タップするとFacebookメッセンジャーが起動するようになる。
Facebookの広報担当者は、この変更によりコアアプリを高速化できると語った。
Facebookメッセンジャーは最近、音声通話機能が追加されるなど、単体アプリとしての機能が充実してきている。
Facebookは2011年8月にFacebookメッセンジャーを公開した。同社および子会社の単体アプリとしては、「Camera(iPhone版のみ)」「Home」「Paper(iPhoneのみで、日本では非公開)」「Instagram」がある。
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