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Microsoft、脆弱性抑止の開発支援ツール最新版を公開
Microsoftは脅威モデリングツールの最新版となる「Threat Modeling Tool 2014」の無料提供を開始した。
米Microsoftは4月15日、脅威モデリングツールの最新版となる「Threat Modeling Tool 2014」を発表した。同社サイトから無料でダウンロードできる。
同ツールは、ソフトウェアの設計段階からセキュリティ対策を講じる「セキュリティ開発ライフサイクル」(SDL)プロセスの導入を支援する一環として提供している。このプロセスの採用により、脆弱性を効率的に発見してリスクを評価し、適切な対策を講じることができるとMicrosoftは説明する。
Threat Modeling Tool 2014では、脅威モデル構築のワークフローのシンプル化を図り、直感的なインタフェースを採用して各モード間で簡単に切り替えができるようにした。Microsoft Visioを使わなくても、新しい脅威モデルが作成できるようになったのが特徴だ。
また、2001年にリリースされた同ツールのバージョン3.1.8で作成した脅威モデルを2014年版に移行できる手段を提供したほか、ユーザーが独自の脅威を定義できる機能などが加わっている。
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