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Microsoft、中国で「Office 365」の提供を開始
Microsoftが中国のISP大手と提携し、クラウドサービス「Microsoft Azure」と「Office 365」の中国での提供を開始した。
米Microsoftは4月18日(現地時間)、クラウドプロダクティビティスイート「Office 365」の中国での提供を開始したと発表した。
同社の提携先である中国のISP大手、21Vianetが運営する。21Vianetは中国の40以上の地域で80以上のデータセンターを運営している(2013年12月31日時点)。
Microsoftは先月、「Microsoft Azure(旧Windows Azure)」の中国での提供を発表している。同社は昨年5月に21Vianetとの提携を発表し、プレビューを提供していた。
上海市や山西省の政府機関や仏Renaultと中国東風の合弁会社Dongfeng RenaultなどがOffice 365およびMicrosoft Azureをプレビュー段階から利用しているという。
同社はまた、中国国家教育委員会の主管する中国教育科研網(CERNET)との提携により、国内の1800以上の大学にOffice 365を提供する計画も発表した。まず来年、300万人のユーザーを対象にサービスを開始する見込みだ。
なお、日本と同様中国でも個人向けOffice 365はまだ提供しない。
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