ニュース
ペット用ウェアラブル「Whistle」にGPS機能追加モデル
愛犬や愛猫の首輪につけて健康状態をチェックする端末「Whistle」にGPS機能が追加される。価格は129ドルで、追跡機能を利用するには月額5ドル掛かる。
ペット用ウェアラブルメーカーの米Whistle Labsは5月21日(現地時間)、昨年発売したペット用ウェアラブルヘルスケア端末「Whistle」にGPS機能を搭載した新モデル「WhistleGPS」の米国での予約受付を開始した。価格は129ドルで来年発売の予定。現在予約すると49ドルで購入できる。
現行のWhistle(129ドル)は、ペットの首輪などに装着し、歩いたり眠ったり走ったりといった行動をセンサーが読み取って端末に記録したものを、アプリに転送して保存・管理するツール。連係するアプリはiOSおよびAndroid版がある。
WhistleGPSは、名前の通り、WhistleにGPSによる追跡機能を追加したものだ。同社によると、毎年1000万匹以上のペットが行方不明になっているという。GPSにより、リアルタイムで居場所が確認できるようになる。
ペット用のGPSサービスは既に幾つかあるが、WhistleGPSは次世代のセルラーネットワークを使うため、従来のGPSサービスより小型の端末で、2倍のバッテリー持続時間を実現するという。
WhistleGPSのバッテリーは1回の充電で約1週間持続する。サイズは直径38ミリで厚さは10ミリ(オレオクッキーとほぼ同じ)。なお、GPSサービスを利用するには月額5ドルの利用料が発生する。
WhistleのユーザーがWhistleGPSを購入する場合は、月額利用料は免除される。
関連記事
- ドコモ、ペットの健康管理サービス「ペットフィット」開始 3Gタグでデータ蓄積、迷子の時には位置情報も
NTTドコモは、3G/Bluetooth通信に対応した小型センサーから取得した生体情報を基に、スマートフォンやPCから愛犬の健康管理ができるサービス「ペットフィット」を3月に開始する。 - 愛犬用ヘルスケア端末「Whistle」、約100ドルで予約開始
首輪に装着した小型端末で愛犬の行動を24時間追跡して集めたデータを健康管理に利用するためのペット用ウェアラブル端末「Whistle」が今夏発売される。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.