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次期Androidにスマートフォンのマルチユーザー機能追加か
GoogleのAndroid開発メンバーが、スマートフォンでのマルチユーザー機能を「次のパブリックビルド」で利用できるようにすると開発者フォーラムで発言した。
Androidはバージョン4.2(コードネーム:Jelly Bean)からタブレットでのみマルチーユーザー機能を利用できるが、“次のパブリックビルド”でスマートフォンでもこの機能が使えるようになりそうだ。
Androidの開発者フォーラム内で要望や問題点を提起する「Google Issue Tracker」で8月6日(現地時間)、ある開発者がスマートフォンへのマルチユーザー機能追加を要望したところ、約2時間後に米GoogleのAndroid開発メンバーの1人が「開発チームはこの機能を追加した。次のパブリックビルドで使えるようになる予定」と書き込んだ。
具体的なバージョンは明示されていないが、次のパブリックビルドとは今秋に公開される「Android L」のこととみられる。
Android 4.2搭載タブレットで使えるマルチユーザー機能では、[設定]→[ユーザー]でユーザーを追加し、ホーム画面でユーザーを切り替えて利用できる。複数のユーザーでタブレットを共有する際にプライバシーを守れるだけでなく、ユーザーごとに異なる設定にできるため、1人のユーザーが仕事とプライベートを切り替える場合にも便利だ。
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タブレットのみ、複数のユーザーが安心して使えるマルチユーザーサポート機能が利用できる。
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