Adobe、Creative Cloudのビデオツール更新でRetina Displayをサポート
Adobe Creative Cloudの、PremiereやAfter Effectsなどのビデオ編集ソフトが向こう数週間中にアップデートされ、Retina Display対応やユーザインタフェース改善などが加えられる。
米Adobe Systemsは9月8日(現地時間)、クリエイティブ製品のサブスクリプションサービス「Creative Cloud」のビデオ編集スイートのアップデートについて発表した。向こう数週間中にアップデートを実施するという。
アップデートの対象となるのは、「Adobe Premiere Pro CC」「Adobe After Effects C」「Adobe SpeedGrade CC」「Adobe Prelude CC」「Adobe Media Encoder CC」「Adobe Audition CC」「Adobe Story Plus CC」と協調制作プラットフォームの「Adobe Anywhere」。
すべての製品のユーザーインタフェースを刷新し、デザインをシンプルに、色を変えることでコンテンツとぶつからないようにした。また、HiDPIディスプレイをサポートした。つまり、MacのRetina DisplayやWindows 8.1で従来よりも鮮明に表示できるようになる。
Premiere Proでは、タイムライン検索、マスキング機能、検索ビン、GoProコーデックのサポートなどが追加される。また、AJA RAW、Canon RAW、Phantom Cine、RED、Cinema DNGなどを含む4K、5K、6Kの解像度をネイティブでサポートする。
After Effectsは、Anywhereでのコラボレーション機能が強化され、バージョン追跡やプロジェクト共有が可能になる。レイヤーのアンカーポイントが見やすくなるといった細かいユーザビリティの改善も行われた。
Adobeは9月12日からオランダのアムステルダムで開催されるIBC 2014に参加する。Creative Cloudの新機能については、日本時間の13日午前2時からライブストリーミングで放映されるウェビナー(要登録)で紹介される見込みだ。
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