NECは9月26日、「内部犯行対策ソリューション」の提供を開始した。Oracle Databaseやセキュリティのノウハウを持つ30人の専門要員によるサービスを提供する。
同ソリューションは、大量の顧客情報など機密情報を格納したデータベースシステムにおける管理者による内部犯行を防ぐことを支援する。管理者権限の分散やデータの暗号化、不正行為の検知と監査ログからの原因特定といった技術的な対策の導入のほか、顧客ごとに必要な対策の相談に対応する「情報セキュリティ整備計画策定サービス」も提供する。
費用は利用状況によって異なるが、例えば、管理者権限の分散化やデータ暗号化のためのコンサルティングやデータベース設計を行う「スタンダード」メニューは5000万円から。これにデータの不正コピーの禁止やログ分析などを加えた「ハイエンドモデル」メニューは8000万円からとなる。
同社では今後3年間で200社からの受注を目指す。
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