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IBMとLenovo、10月からx86サーバ事業の新体制に移行
LenovoによるIBMのx86サーバ事業の買収が10月1日に完了することになり、同日から新体制に移行する。
米IBMとLenovoは9月29日、LenovoによるIBMのx86サーバ事業の買収が10月1日に完了することを明らかにした。国内では「レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ」が同日付で日本IBMから事業を継承し、事業活動を本格的に開始する。
LenovoによるIBMのx86サーバ事業の買収は2014年1月23日に発表され、IBMのSystem x、BladeCenter、Flex Systemブレードサーバとスイッチ、x86ベースのFlex統合システム、NeXtScaleおよびiDataPlexサーバと関連ソフトウェア、ブレードのネットワーキングおよび保守業務がLenovoに移管される。
System zメインフレームとPower Systems、Storage Systems、POWERベースのFlexサーバ、PureApplication、PureDataアプライアンスはIBMが引き続き提供する。システムのサポート業務もIBMが引き受け、期間は5年間。その上に1年間の保証を設けることにしている。
国内で同事業を継承するレノボ・エンタープライズ・ソリューションズは、レノボ・ジャパンが6月23日に設立。10月1日付でオフィスを東京・外神田のUDXに移転し、日本IBMで事業を担当する営業や技術担当などの社員も同日付で移籍する。
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