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YouTube責任者、広告なしの有料サービスを検討中と語る
GoogleでYouTubeを担当するウォジスキ上級副社長が、広告を見たくないユーザーのためのオプションとして、サブスクリプション制サービスを検討していると語った。
YouTubeは現在、広告収入で成り立っているが、広告を見たくないユーザーのために有料オプションを提供できるかどうか検討している──。米GoogleでYouTube/動画担当上級副社長を務めるスーザン・ウォジスキ氏は10月27日(現地時間)、米re/codeが主催するカンファレンスCode/Mobileに登壇し、こう語った。
「広告を表示することによって、誰もがYouTubeで動画を視聴できるわけだが、“広告を見たくない”というユーザーもいる。広告を見るか、視聴するために料金を払うかを選べるモデルは興味深い。われわれは現在、ユーザーに選択肢を提供する方法を検討している」(ウォジスキ氏)
同氏はまた、YouTubeの視聴の50%はモバイル端末からであること、視聴時間が毎年50%ずつ長くなっていることなども語った。
近日中にサブスクリプション制の音楽動画ストリーミングサービスを開始するといううわさについては、「準備中だ」とだけ語った。
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