フォーティネットジャパンは11月12日、中規模企業向けの次世代ファイアウォール新製品「FortiGate-300D」「FortiGate-500D」を発売した。官公庁や地方自治体、教育、医療などの組織ネットワークにも適したモデルという。
次世代ファイアウォールは、従来のように通信ポート単位でのセキュリティ対策に加えて、通信内容の詳細な解析やアプリケーション単位での制御といったセキュリティ機能を搭載する。一般的にはこうした機能を複数有効にしていると通信速度の低下(セキュリティ検査などの処理に伴う負荷)などが起きてしまう場合があるものの、同社では独自開発のハードウェアチップを利用することで、通信速度の低下を回避している。
2モデルの主な機能、性能は以下の通り。
製品名 | FortiGate-300D | FortiGate-500D |
---|---|---|
ファイアウォールスループット | 8Gbps | 16Gbps |
IPS スループット | 2.8Gbps | 4.7Gbps |
レイテンシ | 3マイクロ秒 | 3マイクロ秒 |
同時セッション(TCP) | 600万 | 600万 |
登録エンドポイントのサポート数 | 600 | 2000 |
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