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Facebookの動画投稿は前年の3.6倍、1日当たりの再生は10億回以上
昨年から動画広告に注力するFacebookが発表した動画投稿に関する発表によると、2014年通年のFacebookにおける1人当たりの動画投稿数は前年比で75%増加し、1日当たりの動画視聴数は平均10億回以上だった。
米Facebookは1月7日(現地時間)、同社サービスにおける動画に関する数字を発表した。昨年から動画広告に力を入れている同社は動画を「簡潔で時間効率が良く、人々が意思疎通する有効な方法」と位置付ける。
2014年通年のFacebookにおける1人当たりの動画投稿数は前年比で75%増加し、米国では94%増だった。1日当たりの動画視聴数は平均10億回以上で、タイムラインに表示される動画数は前年比3.6倍という。また、モバイルでの動画視聴の割合が全体の65%を占めた。
Facebookは企業ユーザーに向けて、動画を効果的に使うためには、短く、タイムリーな内容を心掛けるようアドバイスした。ニュースフィードでの動画広告の自動再生が開始された今、ユーザーが動画をタップするまでは無音であることも考慮して無音でもユーザーの注意を引けるものにするよう指導している。
同社は昨年末、Facebookページを米GoogleのYouTubeチャンネル代わりに使える「動画」タブを追加した。
動画については米Twitterも1月、パートナー向けに最長10分の動画を投稿できるツールの提供を開始しており、YouTubeへのユーザーの流出を防ごうとしている。
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