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ソフトバンク傘下のSprint、破産した大手家電チェーンRadioShackの1750店舗をブランドショップに
ソフトバンク傘下のSprintが、チャプターイレブンを申請した米老舗家電チェーンRadioShackが全米で展開する店舗の一部、1750店舗をSprintブランドショップにすると発表した。これでSprintショップは従来の2倍以上になる見込みだ。
米家電販売チェーン大手のRadioShackは2月5日(現地時間)、米連邦破産法11条(チャプターイレブン)の適用を申請したと発表した。
同社は現在保有する米国内の約4400店舗のうち、1500〜2400店舗を同社の筆頭株主である米Standard General傘下のGeneral Wirelessに売却することで合意した。
ソフトバンク傘下の米Sprintは同日、General Wirelessと、これらの店舗のうち約1750店舗内にSprintブランドのショップを開設することで合意したと発表した。取引完了後、店舗の3分の1程度のスペースを占めるこれらのショップでSprintブランドの端末やサービスを販売していく計画。
Sprintが現在米国で展開するブランドショップは約1100店舗であり、この契約により、ショップは2倍以上になる。
RadioShackは1921年にボストンで立ち上げられた老舗家電店。通信士向けの通信販売店として創業し、PCユーザー向けの周辺機器などを扱うことで躍進し、2000年にニューヨーク証券取引所に上場した。現在の従業員数は2万7000人以上。近年はオンラインショップなどに押され、11四半期連続で赤字を計上していた。
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