ニュース
佐川急便、宅配便の受け取りサインはスマホでOK
佐川急便が、スマホを利用した「電子サイン」を一部エリアで開始した。荷物の受け取りにはドライバーが持つスマホ画面にサインするだけでいい。
佐川急便は5月8日、スマホを利用した「電子サイン」を4月から一部エリアで開始したと発表した。これまで配達日翌日以降となっていた受領印データの提供も電子サインでは最短5分に短縮する。
これまで宅配便を受け取る際には、ハンコを押すかサインを書く必要があった。新システムの導入により、受け取り時にドライバーが提示するスマホ画面に専用タッチペンでサインするだけで荷物の受領ができるようになる。また、複数個の荷物でも1回の電子サインで受領可能だ。
今後、佐川急便では2017年までに全国の配達員約5万人にスマホを導入する予定。ドライバーがスマホを持つことで新商品や新サービスの提案したり、ペーパーレス化につなげたりできるという。
関連記事
- 配達の“遅れ”が少なくなる? 佐川急便の数年後
佐川急便は2014年の春から、ビッグデータを本格的に稼働させている。特に「品質」と「実績」に注目しているというが、どういう意味なのか。IT部門を担当している部長に話を聞いたところ……数年後の姿が見えてきた!? - 「クルマ+人力」は効率的なのか? ローソン+佐川急便の物流システム
コンビニ大手のローソンが、佐川急便を傘下に持つSGホールディングスと合弁会社を設立し、宅配事業に乗り出す。ローソンの店舗でサービスを展開し、半径500メートルの消費者を囲い込む。 - Amazon、Kivaロボットが走り回る最新物流センターの動画を公開
Amazonがホリデーシーズンに突入に合わせ、Kivaロボットや大型ロボットアームを装備した最新物流センターの動画を公開した。 - ヤマトHD、国内外の会計システムをSAPで共通化
ヤマトホールディングスがグローバルで会計システムを刷新。同社グループの国内31社と海外10社が利用する共通会計システムを構築した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.