ニュース
流出した年金情報は101万人分 年金機構が発表
年金機構は、年金情報が流出した人の数は約101万人だったと発表。約125万件の情報が流出したと発表していたが、住所を確認するなどして人数を確定させた。
日本年金機構は6月22日、年金情報が流出した人の数が101万4653人だったと発表した。約125万件の情報が流出したと発表していたが、住所を確認するなどして人数を確定させた。
内訳は、年金受給者が52万8795人、被保険者が48万5858人。被害は全都道府県に及んでおり、最も多かったのは大阪府の9万6884人、次いで東京都の9万6172人だった。
基礎年金番号・氏名・生年月日・住所の4種類の情報が流出した約1万5000人にはすでにお詫び文書を送付。基礎年金番号・氏名・生年月日の3種類の情報、基礎年金番号・氏名の2種類の情報が流出した人にも22日からお詫び文を送付している。
関連記事
- 年金情報の流出件数、増える可能性も 謝罪文書を発送
年金個人情報の流出は125万件からさらに増える可能性がある。 - 年金情報125万件流出 年金機構に不正アクセス ウイルス入り添付ファイル開封が原因
年金機構が不正アクセスを受け、基礎年金番号など125万件が流出。メールに添付されていたウイルス入りファイルを開いたことが原因とみている。 - 年金機構の公式サイト、半月ぶりに再開
日本年金機構は、脆弱性が発見されたとして6月6日から閉鎖していた公式サイトを22日に再開させた。 - 「個人情報の漏えいが心配ですが」――年金機構サイトのQ&A、「役に立たなかった」に投票殺到
日本年金機構のWebサイトの「個人情報の漏えいが心配ですが」というQ&Aが注目を集めており、回答が「役に立たなかった」と投票する人が続出している。 - 年金機構のWebサイト一時閉鎖 「脆弱性が発見されたため」
日本年金機構が公式サイトを一時閉鎖。「脆弱性が発見されたため」という。[update] - 年金機構のウイルス感染問題、2ch書き込み者を告発へ
日本年金機構の個人情報流出事件で2chに公表前の内部情報とみられる書き込みがあったことについて、日本年金機構は告発する準備を進めていることを明らかにした。 - 年金機構、職員の電子メールを禁止 外部向け「当面の間」
日本年金機構は、職員が外部向けに電子メールを使用するのを禁止した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.