Mac/iOS版GarageBandからApple Musicへの投稿が可能に(アーティスト向け)
音楽アプリの「GarageBand」がアップデートされ、Apple Musicのアーティストアカウントを持つユーザーはGarageBandで作った楽曲をApple Music Connectのプロフィールに直接投稿できるようになった。
米Appleは6月30日(現地時間)、iOSおよびMac向け音楽アプリ「GarageBand」をそれぞれアップデートした。Mac版(バージョン10.1)とiOS版(バージョン2.0.7)をアプリストアからダウンロードできる。価格はそれぞれ600円。
このアップデートで、同日スタートした音楽サービス「Apple Music」の「Connect」のアカウントを持つアーティストがGarageBandで製作した楽曲をConnectに投稿できるようになった。
GarageBandの説明ページには「Apple Music Connectを使って、あなたのリミックス、デモ、自然にインスピレーションが湧いた瞬間のサウンドを、GarageBandから直接ファンと共有できるようになりました」とある。
GarageBandには既にSoundCloudやFacebookなどで作曲した作品を共有する機能があった。Connectに作品を投稿するには、Connectのアカウント(Apple Musicアーティストアカウント)が必要だ。
Connectは、アーティストとファンの交流の場。Connectのアカウントを持つアーティストはプロフィールページでメッセージや音楽、動画を投稿し、ファンはそれにコメントを付けることができる。
Mac版GarageBandにはこの他、感圧タッチトラックパッドのサポートや新しいドラマーやシンセパッチの追加などの新機能が追加された。
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