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Googleドライブで共有ファイルのダウンロード・印刷・コピーの禁止が可能に
Googleドライブでファイルを共有する際、オーナーと編集者以外はファイルのダウンロード、印刷、コピーができないように制限できるようになった。
米Googleは7月14日(現地時間)、Googleドライブの新機能として、第三者と共有するファイルのダウンロード、印刷、コピーを禁止する機能を追加したと発表した。
Googleドキュメントのファイルだけでなく、画像やPDFなど、すべてのフォーマットに適用できる。
拡散してほしくない画像や機密情報などを共有する際に便利だろう。
設定するには、ファイルの共有設定画面右下の「詳細設定」をクリックし(上の図)、表示される画面の下の方にある「コメント権を持つユーザーと閲覧権を持つユーザーのダウンロード、印刷、コピーの機能を無効にします」をクリックして完了をクリックする(下の図)。
上の図からも分かるように、共有相手を編集者にした場合は機能を無効にできない。また、この機能を設定できるのはファイルのオーナーのみだ。
機能が無効になったファイルを共有ユーザーが開くと、通常は画面上部に表示されるダウンロードアイコンは表示されず、プリンタアイコンは薄く表示されていてカーソルを合わせると「オーナーが印刷を無効にしています」と表示される。
なお、本稿執筆現在この機能が使えるのはWebアプリ版のみで、モバイルアプリでの機能追加の告知は特にない。
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