Twitter、「Moments」(コードネーム:Project Lightning)を米国で提供開始
Twitterが「Project Lightning」というコードネームで開発してきたジャック・ドーシー新CEO肝いりの新機能を「Moments」という名前で米国で公開した。稲妻アイコンをタップすると、Twitterがキュレーションした話題を閲覧できる。
米Twitterは10月6日(現地時間)、「Project Lighting」というコードネームで開発してきた新機能の米国での提供を開始した。正式名称は「Moments」になった。日本での提供予定などは不明。
MomentsはTwitter上の様々な話題をTwitterがキューレーションして表示する機能。iOSおよびAndroidアプリ、Webアプリに新たに追加された稲妻(Lightning)アイコンをタップすると、様々な話題がリスト表示される。
Twitterのタイムラインには、基本的にフォローしているユーザーの投稿が表示されるが、Momentsはフォローに関係なくTwitterが選んだ投稿が表示される。
リストから興味のあるMomentをタップすると、見出しと短い概要が表示される。右にスワイプしていくと、同じテーマのツイートや画像、動画などがカルーセル状に表示される。
Momentsはフォローでき、フォローしておくとそのテーマに関連するツイートが更新されると告知されるようになる。また、プロスポーツの試合やアカデミー賞などの授賞式のように更新頻度が高いMomentsをフォローすると、タイムライン上にそのMomentsのツイートも表示できる(オプション機能)。
同社の正式CEOに就任したジャック・ドーシー氏は暫定CEOとして前回の業績発表に臨んだ際、ユーザー活性化に繋がるProject Lightningを開発中であると語っていた。
ドーシー氏は正式CEO就任に当たって、「Twitterでこれから成すべきことは、Twitterを世界の誰にでも理解できるサービスにし、Twitterを日常的に使うツールとして愛していくれている人々に、さらなる実用性を提供することだ」と語った。
Twitterは、4月には新たなユーザーの獲得を狙い、ログインページを刷新し、ログインしていなくてもTwitter.comで話題になっているツイートの一部を表示できるようにしている(日本でも8月に実施した)。
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