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Windows 10の1周年アップデート、UIを徹底解剖してみる:Enterprise IT Kaleidoscope(2/4 ページ)
Windows 10最初のリリースから1周年としてリリースされるAnniversary Update は、さらに大きな変化をみせるようだ。今回はInsider Previewからその実態と解き明かしていこう。
アプリの起動と進化
Anniversary Updateの新機能として追加されたWindows Inkは、手書き入力のインタフェースに対応したタブレットなどでは、タスクバーにアイコンが表示される。標準ではペンインタフェースのないPCの場合は、タスクバーでプロパティを表示して「Windows Inkワークスペースボタンを表示」を選択すれば、表示される。
Windows Inkボタンをクリックすると、Windows Inkワークスペースが表示され、Windows Inkで手書き入力ができるアプリ(付箋、スケッチパッド、スクリーン スケッチなど)が表示されている。「おすすめ」には、ストアからダウンロードできるアプリが表示される。詳しく機能などは別の機会に紹介しよう。
タスクバーに表示されているカレンダー アプリは、クラウドのカレンダー サービスと連携するようになった。これによって、クラウドのカレンダーに予定を入力している場合(ローカルのOutlookのデータをクラウドと連携するようになっている場合も)、タスクバーの日時アイコンをクリックすれば、カレンダーとスケジュールが表示され、予定も追加できる。
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