ニュース
経営理念の真実:ディルバート(465)
「最大多数の最大幸福」という有名な言葉がありますが、「理想は“全員の”、難しい場合は“最大多数の”最大幸福」という意味だそうです。ディルバートが身を持って味わうのは……?
● ● ●
なるほど。一部にとってのみ良い世界。さすが、しゃちょ〜! 資本主義の鏡!
“jack up”とはジャッキなどで持ち上げることから、何かを「大幅に高くする」とか「釣り上げる」という意味でよく使います。例えば、“jack up prices”といえば「値段を釣り上げる」、“jack up spending”といえば「支出を大幅に増やす」、“jack up pressure”といえば「どんどんプレッシャーを与える」など。また“jack up”だけだと「クスリをやる」というスラングを意味します。麻薬の影響で興奮して「高揚した」状態を指すことからそういわれているようです。
“square with”と言うと「一致する」ということで、例えば“square this matter with the boss”は「本件について上司の了承をとる」という意味になります。また、“I will try to square (the problem) with John before he leaves.”(ジョンが帰る前に一緒に(問題を)解決するようにするよ)のように、「謝る」または「もめ事を収める」という意味で使うこともできます。
[翻訳・解説:Yvonne Chang]
関連記事
- 登場人物紹介:ディルバート [Dilbert]
主人公のディルバートは独身エンジニアです。作者のスコット・アダムス氏がこのマンガシリーズを最初に紹介した文章では、「30歳くらいで、カリフォルニア北部のとあるハイテク企業に勤務している」となっています。 - 登場人物紹介:ボス [Pointed-haired Boss]
頭髪がとんがっていることから“pointed-haired boss”と呼ばれるボス。上司の悪いところを全部兼ね備えたすごい人です。公式解説によると、「生まれつき意地悪であざといわけではなく、努力してそうなった」とのこと。 - 登場人物紹介:ウォーリー [Wally]
ウォーリーはディルバート同じ部署で働くエンジニア。ディルバートと同じように、自分も昇進できないことはよく分かっていて、そのせいか会社への忠誠心はゼロ。仕事をできるだけサボることをいつも楽しみにしています。 - 登場人物紹介:ドッグバート [Dogbert]
ドッグバートはディルバートと同居している犬です。子犬の頃、収容所にいたところをディルバートに拾われたのです。ディルバートのぐちを聞いていることはありますが、大して恩義を感じているような素振りはありませんし、飼い主だとも思っていません。 - 登場人物紹介:アリス [Alice]
アリスは部署で唯一の女性エンジニア。作者のスコット・アダムス氏によると、パシフィックベル時代にアリスと同じようなヘアスタイルの女性の同僚がいて、その人がモデルになっているそうです。 - 登場人物紹介:アシュック [Asok]
アシュックはインターン。つまり学生なのですが、インターンシップでこの会社に勤めています。アショックは頭のいい好青年ですが、企業の現実や社内政治のことがまったく分かっていないため、からかわれたり、損をしたりしています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.