ニュース
今月、あなたが“本当に”働いた時間は?:ディルバート(466)
個々の作業時間を可視化するのは、評価に加えてムダな時間を割り出し、仕事の効率アップを図るのに役立ちますね。しかしディルバートの場合は、そもそも有用な作業の時間が見当たらないようで……。
● ● ●
え? じゃあ、実際に有用な作業をした時間は……0%? それで給料もらえるなら、それも悪くないのかもしれない……って考えはウォーリー的か。
“breakdown”は名詞で「故障」「機能停止」の意味で、動詞として“break down”とすると「壊れる」「故障する」という意味になり、“My car broke down.”(車が故障した)のように使います。加えて、“He had a (nervous) breakdown.”(彼は精神的に衰弱していた、神経衰弱に陥っていた)とか、“She broke down and cried.”(彼女はこらえきれずに泣いた)のように、心身状態の衰弱を指すときにも使います。
またビジネスの場では、“breakdown”は、ディルバートのせりふのように「内訳」「明細」を意味します。こちらも、“Give me a breakdown.”(内訳を出して)や、“Break down the costs according to item.”(費用を項目ごとに内訳として出して)のように、名詞としても動詞としても使えます。
[翻訳・解説:Yvonne Chang]
関連記事
- 登場人物紹介:ディルバート [Dilbert]
主人公のディルバートは独身エンジニアです。作者のスコット・アダムス氏がこのマンガシリーズを最初に紹介した文章では、「30歳くらいで、カリフォルニア北部のとあるハイテク企業に勤務している」となっています。 - 登場人物紹介:ボス [Pointed-haired Boss]
頭髪がとんがっていることから“pointed-haired boss”と呼ばれるボス。上司の悪いところを全部兼ね備えたすごい人です。公式解説によると、「生まれつき意地悪であざといわけではなく、努力してそうなった」とのこと。 - 登場人物紹介:ウォーリー [Wally]
ウォーリーはディルバート同じ部署で働くエンジニア。ディルバートと同じように、自分も昇進できないことはよく分かっていて、そのせいか会社への忠誠心はゼロ。仕事をできるだけサボることをいつも楽しみにしています。 - 登場人物紹介:ドッグバート [Dogbert]
ドッグバートはディルバートと同居している犬です。子犬の頃、収容所にいたところをディルバートに拾われたのです。ディルバートのぐちを聞いていることはありますが、大して恩義を感じているような素振りはありませんし、飼い主だとも思っていません。 - 登場人物紹介:アリス [Alice]
アリスは部署で唯一の女性エンジニア。作者のスコット・アダムス氏によると、パシフィックベル時代にアリスと同じようなヘアスタイルの女性の同僚がいて、その人がモデルになっているそうです。 - 登場人物紹介:アシュック [Asok]
アシュックはインターン。つまり学生なのですが、インターンシップでこの会社に勤めています。アショックは頭のいい好青年ですが、企業の現実や社内政治のことがまったく分かっていないため、からかわれたり、損をしたりしています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.