家電量販のエディオンは9月16日、Windows 10搭載PCの購入者を中心に実施した満足度や利用動向に関するアンケート調査の結果を発表した。2701人が回答し、実際に使ってみると好印象との意見が目立ったという。
それによると、Windows 10搭載PCの満足度は新規購入者で64.1%(とても満足、満足の合算)、Window 7/8.1からWindows 10へアップグレードしたユーザーでは50.8%に上った。またWindows 10導入前後の印象の変化では、導入後に好意的な印象を持ったとする回答者が増えた。
一方、Windows 10へアップグレードしなかったユーザーにその理由を尋ねた結果では、「Windows10の良さがわからなかった」が46.4%と最も多く、「面倒に思ったから」(16.8%)が続く。Windows 10の良さが伝われば導入しても良いとの意見は77.6%に及んだ。
調査結果から同社は、実際にWindows10のPC利用者の満足度は高い傾向にあり、「まだまだWindows10の良さが伝わり切れていない現状があるように考えます」と指摘している。
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