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検索順位とCTRは連動しない? Google検索のカラクリを分析してみたマーケティングメトリックス研究所 ITmedia派出所(3/3 ページ)

Google検索にまつわる「検索結果順位とCTRは反比例しており、順位は高ければ高いほど良い」という話は、果たして本当なのか? 著者が自身のサイトのデータを用いて検証してみました。

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コンテンツを評価する際に考えるべき、3つのポイント

 記事、あるいはクエリをちゃんと評価するなら、検索量やトレンドを基にした表示回数、そしてGoogleに評価された掲載順位、最後にユーザーのモチベートとしての(検索順位を考慮した)CTR、この3点を考えるべきでしょう。

 ちなみにこのいずれも容易に操作できませんが、SEO対策をしっかりやれば掲載順位だけは何とかなりそうです。あとはモチベートが高そうな話題を見つけたり(それが分かれば苦労はしませんが)、検索量が多いコンテンツを記事にしたり(競合が多すぎる)……つくづく大変な世界だと思います。

 一番面白いのは、新たなキーワードを作り出し、検索量を増やすことかもしれません。いわゆるドラッカーが言うところの「顧客の創造」です。そのために「マーケティング」があると彼は言います。今後、デジタルマーケティングはますます重責を担う職業になるといえるでしょう。

著者プロフィル:松本健太郎

株式会社ロックオン開発部エンジニア 兼任 マーケティングメトリクス研究所(マメ研)所長。 あらゆるデータをデジタル化し、予測することが生業。の割に彼女がいない。自分の未来が予測できていない。詳しいプロフィールはこちら


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