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Adobe、AcrobatとReaderのセキュリティアップデートを予告
米国時間の1月10日にはMicrosoftがWindowsの月例セキュリティ情報を公開するほか、AdobeがFlash Playerなど他のソフトウェアのアップデートを公開する可能性もある。
米Adobe Systemsは、AcrobatとReaderの脆弱性を修正するセキュリティアップデートを米国時間の1月10日に公開すると予告した。この日はMicrosoftがWindowsの月例セキュリティ情報を公開するほか、AdobeがFlash Playerなど他のソフトウェアのアップデートを公開する可能性もある。
AcrobatとReaderのセキュリティアップデートはWindowsとMac向けに公開され、複数の深刻な脆弱性の修正を予定している。
脆弱性はAcrobat DC/Acrobat Reader DCの連続トラックが15.020.20042までのバージョンに、クラシックトラックは15.006.30244までのバージョンに、Acrobat XI/Reader XIは11.0.18までのバージョンにそれぞれ存在する。
優先度は「2」に分類され、30日以内をメドとするアップデートの適用を推奨。現時点で脆弱性を突く攻撃は確認されていないと思われる。
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