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富士通がクラウドの新会社、「ニフティクラウド」を移管

「富士通クラウドテクノロジーズ」を設立し、ニフティクラウドを移管する。ニフティはコンシューマー向け事業会社として、ノジマの傘下に。

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 富士通は1月31日、ニフティをエンタープライズ向け事業会社とコンシューマー向け事業会社に再編すると発表した。「ニフティクラウド」などのエンタープライズ向け事業は、富士通が設立する「富士通クラウドテクノロジーズ」が継承する。

 富士通クラウドテクノロジーズは、富士通の100%出資で4月1日に設立される。資本金は1億円で、本店所在地は東京都新宿区。IaaSの「ニフティクラウド」などのクラウド事業を手掛ける。富士通は、同社のクラウドサービス「FUJITSU Cloud Service K5」のラインアップに「ニフティクラウド」を追加。クラウド基盤を利用したデジタルビジネスプラットフォーム「「FUJITSU Digital Business Platform MetaArc」と併せ、企業顧客のクラウドファーストニーズへの対応を強化すると説明している。


「富士通クラウドテクノロジーズ」の概要

クラウドサービス「K5」の提供形態(写真は2015年の発表時のもの)

 コンシューマー向け事業会社は、商号を「ニフティ」として、2月に発足。ISP事業やWebサービス事業を手掛けることにしており、富士通は4月1日に全株式をノジマに譲渡する。

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