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ソフトバンク傘下のARM、NB-IoT向けモデム提供へ
ソフトバンク傘下の半導体企業ARMがNarrowBand-IoT企業2社を買収し、IoT向け低消費電力のセルラーモデムを提供すると発表した。
ソフトバンク傘下の英半導体企業ARM Holdingsは2月21日(現地時間)、NarrowBand-IoT(NB-IoT)を手掛ける2社、スウェーデンMistbaseと英NextG-Comの買収と、セルラーモデム提供の計画を発表した。
NB-IoTとは、3GPPが2016年6月に規格策定を完了したIoT(モノのインターネット)向けの低消費電力LTE通信、いわゆるセルラーIoTの仕様の1つ。建物の中や地下でも通信でき、端末のバッテリー寿命は単4電池2本で10年以上、モデムチップの価格は2ドルから4ドルを目標としている(KDDIの用語集より)。
ARMは自社のMCU技術と買収した2社の技術を統合して新たなNB-IoT向けセルラーモデム「Cordio-N」を提供することも発表した。
ソフトバンクの孫正義社長はARM買収を発表した際、「今回の投資の目的はIoTがもたらす非常に重要なチャンスをつかむことにあり、ARMは、当社グループの戦略において重要な役割を果たしていく」と語った。
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