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それ、僕の仕事じゃないんで。:ディルバート(492)
余計な仕事はしたくないという気持ちは分からなくはないですが、それはそれで自分にとっても損なのでは……という話すら通じない!?
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まぁ、人とコミュニケーションをとるのは難しいこと。ましてや相手が新人類系(古い?)だとなおさら。って思うことが自体が年をとったあかしか……。
複数の人が同じ考えを持っていることを“be on the same page”といい、相手と話が食い違っていたりしたときに“Are we on the same page?”(同じことの話をしている?)と使います。
また似たような表現に“get our wires crossed”というのもあります。同じ状況の中でお互い違う理解をしているときに“Our wires got crossed; I meant last Monday but he thought next Monday.”(お互い勘違いしたようだ。僕は先週の月曜日のつもりで言ったけど彼は来週の月曜日だと思ったらしい)と使います。電気の配線がショートしたイメージですね。
しかし、今回の青シャツのお兄さんは、ディルバートからすると“He's speaking Greek.”という感じではないでしょうか。「彼はギリシャ語を喋る」、つまり言っていることがさっぱり理解できないということです。
[翻訳・解説:Yvonne Chang]
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