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リサイクルロケット「ファルコン9」、再度の洋上着陸に成功

イーロン・マスク氏率いる米宇宙企業Space Xが、再利用ロケットの打ち上げ、再着陸を成功させた。ロケットの再利用が可能になれば、大幅なコスト削減になる。

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 イーロン・マスク氏率いる米宇宙企業Space Xは3月30日(現地時間)、NASA(米航空宇宙局)のケネディ宇宙センター第39複合発射施設からの「Falcon 9」ロケットの打ち上げと、ファーストステージの洋上着陸を成功させた。

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洋上着陸直後のFalcon 9

 今回打ち上げに使われたロケットのファーストステージ部分は、2016年5月に同社のロケットとして初めて洋上着陸に成功したもの。再利用ロケットの打ち上げと帰還は史上初のことで、マスク氏は中継動画で「これは宇宙産業にとって素晴らしいことだ」と語った。

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成功直後にコメントを述べるイーロン・マスクCEO

 打ち上げは日本時間の7時30分ごろで、ロケットは大気圏外でペイロード部分を切り離した後、約10分後に「Of Course I Still Love You」と名付けられた洋上ドローンシップに無事着陸した。

 ロケットの再利用が可能になればコスト削減につながり、宇宙旅行の渡航費も下がるだろう。

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