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「Firefox 53」公開、40件以上の脆弱性を修正
「Firefox 53」では40件以上の脆弱(ぜいじゃく)性を修正。Windows XPとVista、および32ビットのMac OS Xに対するサポートは打ち切られた。
米Mozilla Foundationは4月19日、Webブラウザ安定版のアップデートとなる「Firefox 53」をWindows、Mac、LinuxおよびAndroid向けに公開した。
Mozillaによると、Firefox 53のWindows版では次世代ブラウザエンジン「Quantum Compositor」を採用して処理の高速化を図っている。これまでのテストでは、クラッシュが約10%減少したという。
セキュリティ関連では40件以上の脆弱(ぜいじゃく)性を修正した。このうち8件は危険度が4段階評価で最も高い「最高」に区分けされている。同じ脆弱性を修正した延長サポート版の「Firefox ESR 52.1」と「Firefox ESR 45.9」も公開された。
Windows XPとVista、および32ビットのMac OS Xに対するサポートは打ち切られた。延長サポート版の「Firefox ESR 52」に切り替えれば、引き続きセキュリティアップデードが提供される。
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