上司のいなし方、部下のいなし方:ディルバート(502)
どうにもちぐはぐなボスとディルバートのやりとり……のはずなのに、なぜかある種の“阿吽(あうん)の呼吸”を感じてしまうのはなぜ?
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上司と部下というより、妻の嘆きを全く聞いていないダンナとの会話のようです。でも食べ物の味が分かるうちは大丈夫ですよ、ディルバート。
“How's work?”とは“Hello!”や“Hi!”と同じようなあいさつとしてよく使われる表現で、“How's your day?”(今日はどんな日だ?)も“How's work?”(仕事はどんな調子だ?)も、会話のきっかけによく使います。
また、「お帰りなさい」というあいさつがない英語圏では、家族が帰宅したときに、母親が子供に学校のことを“How's school?”(学校はどうだったの?)、また妻が夫に“How was work?”とか、夫が妻に対して“How was your day?”などと聞いたりします。
ただ、毎日同じように聞かれると、返事のバリエーションが欲しくなるところ。いつも“Good.”とか“Fine.”だと寂しいので、例えば何の変哲のない1日だったとしても“Not bad.”(悪くなかったよ)とか“Same as usual.”(いつもと同じ)、“It was okay.”(まぁまぁだったよ)、“Can't complain.”(文句は言えないよ)などと返します。また良い日だったら“Fantastic!”(素晴らしかった!)、“Couldn't be better!”(これ以上の日はない)と変化を付けて会話を楽しんでください。特に中身がない会話だと思っても、これも人間関係の潤滑油ですから。
[翻訳・解説:Yvonne Chang]
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