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「Googleニュース」がデザイン刷新 すっきりしたカード状でファクトチェック機能も
Googleのニュースアグリゲーションサイト「Googleニュース」が大幅にデザインと機能を改善した。カード状のすっきりしたデザインになり、カスタマイズしやすくなった。米国版ではファクトチェック済みニュースのためのコーナーも新設された。
米Googleは6月27日(現地時間)、ニュースアグリゲーションサイト「Googleニュース」のデザインを刷新したと発表した。Chromeブラウザで表示すると、日本語版も既に新しいデザインになっている(本稿執筆現在、Microsoft Edgeで開くとまだ旧デザインだ)。
新旧のデザインを比較すると、かなりすっきりした印象だ。カテゴリーがカード状になり、タイトルがリンク先を占める青いフォントから黒に変わり、記事概要がなくなった。
左カラムの一番下にある「セクションの管理」で興味のあるトピック(「Apple」や「選挙」など)、地域(「東京」など)、ニュース提供元の優先/ブロックなどを設定できるようになった。
また、英語版には虚偽ニュース対策の「Fact Check」コーナーが右カラムに追加された。このコーナーには最近公開されたファクトチェック済みの記事が表示される。
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