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「この忙しいときに業務アプリのアップデート? そんなのほっとけ!」:クイズ! セキュリティ「20の事例」(4)(2/2 ページ)
セキュリティの基礎をゆるーいクイズでおさらいする週末連載。何かとやらかしがちな会社員「茂礼手(もれて)課長」の“ITやらかし”をクイズ形式で出題していきます。今回は、業務で利用するアプリのアップデートのお話です。
正解:2.速やかにアップデートすべきだ
PCやスマホを利用する上での最も大きなリスクの1つがウイルス感染です。ウイルスに感染すると、機器内に保存されたID、パスワードなどの個人情報や、業務で必要な重要情報などが盗み出される可能性があります。
ミニ解説:アップデートにはセキュリティ脆弱(ぜいじゃく)性への対応も含まれます
ウイルスは、ソフトウェアの脆弱(ぜいじゃく)性を悪用して仕掛けられることがあり、これを未然に防ぐためには、攻撃者に脆弱性を悪用されないように、ソフトウェアアップデートを行い、業務アプリなどのソフトウェアや、機器のOSの脆弱性を修正することが大切です。
業務で利用するスマホアプリのアップデートは、機能の改善を目的に行われることがありますが、アップデートによりセキュリティ上の脆弱性が修正される場合もあるため、会社からアップデートのお知らせがあったら、速やかに適用するようにしましよう。
この連載は?
MOTEXが作成したセキュリティブック『セキュリティ 7つの習慣・20の事例』から20の事例Q&Aを抜粋。若者からベテランまで、セキュリティの基礎をゆるーいクイズで振り返りましょう。新入社員の教育にも使えるかも? 皆さんなら、もちろん「全問正解」……ですよね?
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