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Adobe、AcrobatとReaderのセキュリティアップデートを予告
AcrobatとReaderの脆弱(ぜいじゃく)性を修正するセキュリティアップデートは、米国時間の8月8日に公開予定。この日はMicrosoftも月例セキュリティ更新プログラムを公開する見通し。
米Adobe Systemsは、AcrobatとReaderの脆弱(ぜいじゃく)性を修正するセキュリティアップデートを米国時間の8月8日に公開すると予告した。この日はMicrosoftも月例セキュリティ更新プログラムを公開する見通し。AdobeはAcrobatとReaderのほかに、事前予告の対象としていないFlash Playerなどの脆弱性に対処するセキュリティアップデートを公開する可能性もある。
Adobeが8月4日に公開した告知によると、WindowsとMac向けのAcrobatとReaderに複数の深刻な脆弱性が存在する。影響を受けるのは、連続トラックがAcrobat DCの2017.009.20058までのバージョンとAcrobat Reader DCの2017.009.20044までのバージョン、クラシックトラックはAcrobat DCおよびAcrobat Reader DCの2015.006.30306までのバージョン、デスクトップ向けのAcrobat XI/Reader XIは11.0.20までのバージョン。
緊急度は同社の3段階評価で最も高い「クリティカル」、優先度はいずれも「2」に指定されている。
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