ファイルの新規作成はワンアクションで瞬時に【Windows 10 時短Tips】:定時で帰るための作業効率化Tips
本連載では、“名ばかりワークスタイル改革”を強いられる皆さんに贈る作業効率化のためのTipsを紹介します。1つひとつの操作で節約できる時間は小さいけれど、たくさんのTipsを習得すればきっと大幅な業務効率化につながるはず!
この連載は
働き方改革が叫ばれる中、上司は「早く帰れ」というものの、仕事が減るわけじゃないし、早く帰れるわけがない――。この連載は、そんな悩みを持つ人たちのための連載です。紹介するのは、職場で日々繰り返すPC上の作業時間をできる限り短縮するためのWindows 10 Tips。1つひとつの操作で節約できる時間は小さいけれど、たくさんのTipsを習得すればきっと大幅な時短につながるはず!
“名ばかり働き方改革”が横行する昨今、職場で日々繰り返すPC上の作業はできるだけ効率よく短い時間で行い、どうにかして定時で帰りたいもの。そこで本稿では短期集中連載として、作業効率を上げるWindows 10の使い方を紹介する。今回は、新規ファイル作成や使いたい機能へのアクセスを瞬時に行える「クイックアクセスツールバー」(図1)を紹介しよう。
キーボードで操作できるエクスプローラー
図2はエクスプローラーがアクティブな(前面にある)状態で[Alt]キーを押したものだが、各所に英数字が現れているのが分かるだろう。これはショートカットキーといわれるもの。例えば[Alt]キー→[F]キーと順番に押せば「ファイル」タブが開く。操作は両者のキーを同時に押す([Alt]+[F]キー)方法でも構わない。
すると図3のように「ファイル」タブが開き、各項目にも同じように英数字が示される。こちらも[W]キーを押せば<新しいウィンドウを開く>、[O]キーを押せば<フォルダと検索のオプションの変更>を選択することが可能だ。
必要な機能をクイックアクセスツールバーに追加する
さて、今回のクイックアクセスツールバーだが、図2および図4を見ると[1]キーおよび[2]キーが割り当てられている。それぞれ「プロパティ」「新しいフォルダ」を実行できる。
このクイックアクセスツールバーは、リボンに並ぶ機能であれば自由に追加できるのをご存じだろうか。たびたび使う機能を右クリックして、<クイックアクセスツールバーに追加>をクリックすればよい。
上図の例では[Alt]+[3]キーで「新しい項目」が実行できる。不用になった追加機能はボタンを右クリック→<クイックアクセスツールバーから削除>をクリックすればよい。
本来であれば右クリック→<新規作成>→作成するファイルの種類と順番に行う作業を、クイックアクセスツールバーであれば[Alt]+[3]キー→ファイルの種類とほぼワンアクションで実行可能になる。
前述の通り、追加できる機能はリボンに登録されたものに限られるが、読者のみなさんが日々の業務で用いる機能を割り当てれば、より素早く作業を終えられるようになるだろう。
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