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Amazon、北米に第2本社建設で5万人の雇用創出へ
Amazonがシアトルの本社キャンパスと同等規模の第2キャンパスを北米に建設する計画を発表。建設地は来年に決定する。このプロジェクトに50億ドル以上を投じ、新たな5万人の雇用創出を見込む。
米Amazon.comは9月7日(現地時間)、北米に第2本社「HQ2」を建設する計画を発表した。シアトルにある現行本社と同等規模にし、現行本社を「HQ1」として併存させていく計画だ。このプロジェクトに50億ドル以上を投じ、5万人の雇用を創出する。
ジェフ・ベゾスCEOは発表文で「HQ2はシアトル本社と同等規模になる。(中略)第2の故郷探しにわくわくしている」と語った。
同社は北米の都市からの誘致を専用サイトで受け付けている。締め切りは10月19日で、建設地の決定は2018年中に発表する予定だ。
シアトル本社は810万平方フィート(約75万平方メートル)の敷地に33のビルが建ち、キャンパス内には24のカフェレストラン、8店の小売りサービスがある。従業員数は4万人以上だ。
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