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Amazonのレストラン出前サービス、200店擁するOloとの提携で強化
Amazon.comが米英で展開するレストラン出前サービス「Amazon Restaurant」で、出前サービス企業Oloと契約するレストランに直接注文できるようになる。Oloは全米200以上のレストランと提携している。
レストランの出前サービスを手掛ける米Oloは9月22日(現地時間)、米Amazon.comと提携し、Amazonのレストラン出前サービス「Amazon Restaurants」からOloが擁するレストランへの出前注文を可能にしたと発表した。
Amazon Restaurantsは、Amazonが2015年に米国で立ち上げた、レストランのメニューをデリバリー(出前)するAmazonプライム会員向けサービス。2016年には英国でもサービスを開始した。
サービス提供地域のプライム会員は、AmazonのWebあるいはモバイルアプリに表示される最寄りのレストランのメニューを注文し、1時間以内に配達してもらえる。Amazonの音声アシスタント「Alexa」からの注文も可能だ。
Oloも同様のサービスを独自システムで提供しているが、今回の提携により、プライム会員はOloと契約するレストランにもAmazonアプリから直接注文できるようになる。Oloは現在、Shake ShackやDenny’sなど、200以上のレストランと契約している。
Amazonは、「Amazon Fresh」の展開や米Whole Foods Marketの買収などで食料品販売を強化している。
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