使わないCortanaはタスクバーから「さよなら」【Windows 10 Tips】:定時で帰るための作業効率化Tips
よく使う機能に素早くアクセスできるタスクバー。このエリアをちょっと広くする方法がある。
この連載は
働き方改革が叫ばれる中、上司は「早く帰れ」というものの、仕事が減るわけじゃないし、早く帰れるわけがない――。この連載は、そんな悩みを持つ人たちのための連載です。紹介するのは、職場で日々繰り返すPC上の作業時間をできる限り短縮するためのWindows 10 Tips。1つひとつの操作で節約できる時間は少ないけれど、たくさんのTipsを習得すればきっと大幅な効率化につながるはず。
パーソナルアシスタントの「Cortana」(コルタナ)は、メールの送受信データやカレンダーの予定登録などを元に、“使う人の先を見越した”気付きを与える存在である。
しかし、現時点ではまだ、秘書代わりとは言いがたく、むしろCortanaが占めるタスクバーのエリアを“本来の目的のために使いたい”と思う人もいるのではないだろうか。
今回は、使い手が必要とする日まで、Cortanaにさよならする方法を紹介する。
アイコン化もしくは削除でタスクバーを広く使う
Cortanaは予定表の登録情報などを元に利用者へ行動を促し、目的地に到着すると、あらかじめ登録した目的を通知するなど、ビジネスに活用できる可能性は高い。だが、現時点では時期尚早な感もある。
ならば、Cortanaが占有している検索ボックスのエリアを、本来のタスクバーとして使ってしまおう、というのが今回のTipsだ。
上図のようにCortanaアイコンをクリックすると、テキストボックスが現れるので、設定やファイルの検索時はこちらを利用する。なお、検索ウィンドウにはショートカットキーが割り当てられており、[Win]+[S]キーを押せば、Cortanaアイコンをクリックした時と同じ動作が可能だ。
タスクバーにピン留めするアプリケーションが多く、タスクバーをより広く使いたい方はCortanaアイコンを削除する方法でもよい。
そもそもCortanaとWindows 10全体に対して検索を行う機能は融合しており、Cortanaだけを無効にすることは難しい。この状態でもCortanaは動作し、事前設定を行えば[Win]+[C]キーを押せば呼び出せる。
[Win]+[S]キーを押してウィンドウを開き、歯車アイコンをクリック。<キーボードショートカット>のスイッチをクリックして「オン」に切り替える(なお、Fall Creators Updateからは「設定」から行う)
このようにWindows 10は、ちょっとした設定次第で便利になり、日々の業務に要する時間をわずかに短縮できる。ぜひ、時短につながる使い方を学んで頂きたい。
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