ニュース
顧客の行動情報をマーケティングに生かす AGC旭硝子がMAツール導入
AGC旭硝子は、顧客の行動情報を営業の生産性向上に生かすため、Oracleのクラウド型マーケティングオートメーションツール「Oracle Eloqua」を導入する。
旭硝子(AGC旭硝子)は、デジタルを活用した営業活動の促進に向けて、マーケティング業務向けクラウドアプリケーション製品群「Oracle Marketing Cloud」のマーケティングオートメーション製品「Oracle Eloqua」を導入する。
建築や自動車用のガラスに加え、電子、化学品、セラミックス事業をグローバルに展開しているAGC旭硝子は、同社のWebサイトから情報収集する顧客が増えていることを受け、オンライン上の顧客の行動情報を取得できるマーケティングオートメーションの仕組みを検討。オンライン上の顧客の行動を、メールやリンクへのアクセスなども含めて詳細に把握でき、確度の高い見込み客の絞り込みが可能な「Oracle Eloqua」の採用を決定した。
導入にあたっては、グローバル展開が可能な点や、担当者や組織ごとに閲覧権限を設定できる強固なセキュリティを備える点、マーケティング活動で得た顧客のオンライン行動情報を一元的に管理、把握でき、主要な営業支援システムと連携共有ができる点などを評価したという。
関連記事
- AIですべてのSaaSがスマートに、先端技術が簡単に使えるOracle Cloud
Oracle OpenWorld San Franciscoは3日目を迎え、基調講演には製品開発を統括するプレジデントのクリアン氏と、総帥エリソン会長兼CTOが再びステージに上がった。 - 「Amazonの半額」を保証、Oracleが自律型DBでクラウドシフトを加速
Oracle OpenWorldが開幕、オープニングの基調講演で、エリソン会長兼CTOは、「データベースは世界でこれしか必要ない」とし、新たに投入する自律型のOracle 18cとそれをベースとしたクラウドサービスをぶち上げた。SLAは何と99.995%、コストもAmazonの半額を保証するという。 - アズワンがOracleのクラウドDB導入、4300社へ在庫データをリアルタイム共有
理化学機器の総合商社であるアズワンが、「Oracle Database Exadata Express Cloud Service」を導入し、4300社の販売店に在庫データをリアルタイムで公開する体制を整えた。拡大する販売店ネットワークとの連携を容易にし、事業成長とコスト削減を狙う。 - 恐竜の逆襲!? “オラクルならでは”のクラウドサービスは広がるか
日本オラクルがクラウド事業で独自色を一層強く打ち出している。同社が開催したイベントから、その戦略の中身を探った。 - 近畿日本ツーリスト、法人営業にマーケティングオートメーションを採用
約1000人の法人営業担当者向けにクラウド型マーケティングオートメーションを導入。業務の効率化と収益性の向上を目指す。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.