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Twitter、“ヒューマンエラー”でNew York Timesアカウントをロック
Twitterが、New York Timesの「トルドー首相が先住民に謝罪」という記事のツイートが「ヘイト行為」を禁じるポリシーに反するとして同メディアの公式アカウントをロック(一時的制限)したが、これが担当者によるミスだったとして謝罪した。
米New York Timesの公式Twitterアカウントが11月25日(現地時間)の夕方から24時間にわたってロック(一時的制限)された。同メディアが26日にその経緯を記事で報じた。
米Twitterは新ルールに則り、New York Timesにロックした理由を通知した。それによると、以下のツイートがヘイト行為に対するポリシーに反するとなっていた。
このツイートは、カナダのジャスティン・トルドー首相が過去のカナダ政府が先住民を傷付けたことを公式に謝罪したという記事を紹介したものだ。
New York Timesのアカウントがロック解除された後、Twitterは同メディアに対し「このアカウントをレビューした結果、担当者の1人がミスを犯したことが分かりました。この問題にはフラグを立てましたので、今後同じミスは発生しません」という声明文を送ったという。
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